小学生が考える町の未来

こんにちは。

勉強でもなんでも、誰かに何かを伝えたかったり、

何かを分かってもらったり、動いてほしかったりするときには、

「伝える」言葉を使うのではなく、「伝わる」言葉を使うことが大切と感じている

最近の阿賀町 黎明学舎です。


そんな阿賀町のある小学校で、総合的な学習の時間を使い、

「町の未来を考える」というテーマで議論・プレゼンをするということで

私たち黎明学舎スタッフにもお呼びがかかり、参加させていただきました。


今回はより具体的に、

「阿賀町の良さを活かして、町の人や観光客とふれあうイベントで

大切にすることはどんなこと?」

というポイントで、小学生と町の大人たちが知恵を出し合いました。


小学生からは、

「特産品づくりを体験してもらおう!」

「春夏秋冬の阿賀町の自然を見てほしい!」

「たくさんの人が集まるのもいいし、少人数で回数重ねてもいいよね」

などなど、ほんと小学生か?と疑問に思うぐらいしっかりした考えを出し合っていました。


たぶん、こんな具体的な考えが次から次へと出てくる背景には、

これまでの総合の時間で先生方が阿賀町のことについて伝え、生徒たちに分かってもらい、

生徒自ら動いてもらう、ということを継続された賜物なんだろうな、と感じました。


そして、このような学習はきっと将来町を担う若者を育む力になるのだろう、と感じました。


町のことを考える。考え続ける。


小学校〜中学校〜高校、そして社会に出た際、具体的に「授業」というカタチでなくても、

自分の中で考え続けることが、地元への感謝につながり、地元への恩返しを行う

「想いの源泉」なのではないでしょうか。


今回の小学生たちには、これからも町のことを考え続けてほしいし、

将来「阿賀町という場所で、みんなと一緒に勉強したことが糧になってる」

と、自分の地元に自信・誇りを持ってもらいたいです。


だからこそ、大人たちが変化や失敗を恐れず、今までよりもどうやったら

子供たちに「町のことを考え続けてもらえるか」を考え、実行していかないといけない。

そう感じた刺激ある1日の経験でした。

challenge change chance

阿賀黎明高校魅力化プロジェクト

阿賀黎明高校の高校魅力化プロジェクトは、新潟県初の試みとして平成28年に発足しました。 阿賀黎明高校で学ぶ生徒のために阿賀町が支援し運営する公営塾「黎明学舎」に加え、 令和3年度からは学生寮「緑泉寮」を設置、教育留学生の受け入れを開始しました。

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