私立大学の公立化

経営環境が厳しさを増す私立大学と、若者の流出に悩む自治体。

両者の様々な事情や思惑が一致した結果として今、私立大学の公立化が進んでいるようです。
ある地方大学では「大学収容力」=県内の大学への入学者数を県内の18歳人口で割り出したものが16.5%となり、若者の深刻な流出が課題となっているよう。

この取り組みにより、自治体側には
地元経済への波及効果
国からの交付金による授業料の引き下げによる学生集客
などのメリットがあるようです。

しかし記事にもありましたが、学生が集まらなければ、結局町に重い財政負担がのしかかる可能性があります。

ただ公立化すれば生き残れるわけではない。

つまり「魅力ある学校、そして教育にならなければいけない」ということなのではと感じられました。


阿賀町公営塾、黎明学舎で取り組んでいることはまさにこの「魅力化」です。

この記事を読んで、地方は未来の日本が抱える課題先進地域なのだ、と痛感したと同時に、地方でしか学べない&経験できないことは、地方にしかない独自性&魅力ある教育だとも痛感しました。

ピンチをチャンスにかえよう。

challenge reimei

阿賀黎明高校魅力化プロジェクト

阿賀黎明高校の高校魅力化プロジェクトは、新潟県初の試みとして平成28年に発足しました。 阿賀黎明高校で学ぶ生徒のために阿賀町が支援し運営する公営塾「黎明学舎」に加え、 令和3年度からは学生寮「緑泉寮」を設置、教育留学生の受け入れを開始しました。

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